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論文

水理地質構造モデル構築及び地下水流動解析におけるノウハウや判断根拠にかかわる情報の抽出・分類・整理; 岐阜県東濃地域での調査研究を例として

三枝 博光; 大澤 英昭; 梅木 博之; 大山 卓也; 尾上 博則*

日本地下水学会2008年秋季講演会講演要旨, p.74 - 79, 2008/00

地質環境特性調査にかかわる知識ベースの構築を目的として、水理地質構造モデル構築及び地下水流動解析の一般的な進め方に基づき作業項目を分類し、それぞれの作業項目における判断プロセスを超深地層研究所計画における経験に基づき分析・整理した。この結果は、一連の地質環境調査の進展によって変化する情報の質や量,社会状況などに応じて、調査計画の立案や実施,変更を支援する次世代型サイト特性調査情報統合システムにおけるルール化・事例作成に使用するものである。

口頭

地質環境の長期的な変遷を考慮した地下水流動への影響の検討

前川 恵輔; 新里 忠史; 今井 久*; 塩崎 功*; 山下 亮*

no journal, , 

高レベル放射性廃棄物等の地層処分における数万年を超える長期の安全性を評価するうえで必要な、地形や地質構造,気候や海水準変動などの地質環境の長期的な変遷を考慮した地下水流動を把握するための手法の信頼性の向上を目的として、解析における時間ステップ間の解析値の不連続性を緩和するための解析手法の改良を行った。また、断層の形状等の解析結果への影響についての検討を、幌延深地層研究計画で取得した情報等に基づいて行った。その結果、解析手法の改良の効果を確認するとともに、時間間隔の細分化による影響等を踏まえた適切な時間間隔の設定の重要性が明らかとなった。また、断層が地表付近まで達している場合では地下深部の全水頭が相対的に低い傾向を示すなどの影響を確認した。今後、現地調査結果に基づいて解析手法の妥当性を確認し、解析手法の最適化を図る。

口頭

幌延深地層研究計画における表層水理現地調査

戸村 豪治; 前川 恵輔; 横田 秀晴

no journal, , 

幌延深地層研究計画では、地表から地下深部における地下水流動特性を明らかにする手法の信頼性向上を目的とした調査研究を実施している。そのうち、表層水理調査では広域地下水流動解析の境界条件や初期条件の設定に必要な地下水涵養量や表層部の地下水流動系を把握することを目的として、気象観測、河川流量及び水質の観測、土壌水分観測、浅層地下水位観測等を継続して行っている。今回、対象とする流域内においてより詳細な涵養・流出特性のデータを収集するための湧水点調査や区間河川流量の調査を実施し、現在までの表層水理調査結果と併せて流域の水理特性や涵養・流出特性について考察を行った。その結果,地質の違いにより表流水の流量や水質の違いが生じている可能性があり、既往の地下水流動解析の結果が、現地調査から得られた流出量の結果と調和的であることがわかった。今後は、流動変化のもうひとつの大きな要因と考えられる季節変動について解析を行っていく。

口頭

比抵抗探査及び試錐孔のデータによる地下水水質分布の地球統計学的推定

山本 真哉*; 櫻井 英行*; 鈴木 誠*; 穂刈 利之*; 白石 知成*; 松井 裕哉; 杉田 裕; 真田 祐幸

no journal, , 

高レベル放射性廃棄物の地層処分における性能評価や処分場の設計を行ううえで、処分場を展開する領域内の地質構造や水質分布を効率的に把握することは重要である。そこで、筆者らは幌延深地層研究計画が研究対象としている領域内で実施された空中電磁探査,地上電磁探査,電気検層の3つの比抵抗値と地下水の水質分布に関する情報を用い、地球統計学をベースにした三次元比抵抗モデルと水質分布モデルを構築するとともに、調査手順とモデルの信頼性との対応関係に関する考察を行った。その結果、比抵抗モデルの構築については、地上探査を早期に実施することで信頼性の高いモデル化が行えることが確認できた。水質分布モデルの構築については、比抵抗値と水質との相関より水質の深度依存性が大きいため、本手法の利点が反映されない結果となった。

口頭

品質確保を考慮したシーケンシャル水理試験手法のルール化の試み

竹内 真司; 中野 勝志*

no journal, , 

岐阜県東濃地域での地質環境調査を事例として、原子力機構が実施してきた「シーケンシャル水理試験」の手順を品質確保を考慮して、if-then形式のルールベースとして整理した結果を紹介する。

口頭

淡路島北部地域における兵庫県南部地震以降の湧水の長期的変化

草野 友宏; 鎌滝 孝信*

no journal, , 

地震発生に伴い発生した湧水の地震後の回復やそれに要する期間について検討を行うため、兵庫県南部地震から約13年経過した淡路島北部地域において、湧水の水質,酸素・水素安定同位体比の分析,湧水量の測定を行った。その結果、今回調査した湧水の変化に深層地下水の変化を示す特徴は認められず、浅層部における地下水流動場の変化と捉えることができ、また、地域,場所によっては未だに影響が残っていると考えることができるが、それらの変化は小さく、地震による地下水流動への影響は、短期的なものであることがわかった。

口頭

淡路島における概略的な淡塩境界と活断層を考慮した地下水流動解析

河口 達也*; 草野 友宏; 野原 壯; 安江 健一; 鎌滝 孝信*

no journal, , 

地震に伴う活断層周辺の水理地質構造の変化と、淡塩の境界の存在の有無により、地下水,表流水に対して三次元的にどのような地域性が現れるかについて、現地データを踏まえた活断層近傍での地下水流動解析を試みた。地下水解析は、淡塩境界を考慮しない場合と、考慮した場合の両方について行った。検討の結果、以下の傾向が見られた。(1)活断層及び淡塩の境界の考慮の有無にかかわらず、解析により湧水量が大きいと想定された地点の一部と湧水地点の分布は整合的である。(2)活断層が高透水性の場合、低地部の活断層沿いで局所的に湧出量が増加となるが、実際の湧水調査の結果と一部整合的ではない。(3)淡塩の境界の考慮の有無にかかわらず、海岸線付近の一部に湧出量が多い地点が見られる。(4)淡塩の境界を概略的に考慮した解析では、考慮しない場合と比較して、淡路島全体の全水頭が上昇する。

口頭

堆積岩地域における深部の過剰間隙水圧についての検討

山下 亮*; 今井 久*; 塩崎 功*; 前川 恵輔; 新里 忠史

no journal, , 

地形や地質,気候の変化などの長期的な変遷が地下水流動に与える影響として、堆積岩の場合、海域等において土粒子が堆積し、長期間の圧密等の続成作用を受けて形成され、その堆積過程及び断層運動や褶曲作用などの地殻変動により過剰間隙水圧が発生する場合がある。こうした過去の履歴による過剰間隙水圧は、石油探査で対象とされるような非常に深い地層については研究例があるものの、浅い領域の地下水流動に対してどのような影響を及ぼしているかについては、過剰間隙水圧の発生メカニズムの理解が進んでおらず、十分な知見が得られていない。そこで、本研究では、堆積過程(圧密)及び地殻歪を考慮した一次元圧密解析を行い、実測との比較から圧密により過剰間隙水圧が発生し、現在も地下深部に保持されている可能性が示された。今後、地表に近い領域での過剰間隙水圧の地下水流動への影響について、解析的な検討を進める予定である。

口頭

長期水圧モニタリング結果を用いた水理地質構造モデルの検討

毛屋 博道; 竹内 竜史; 戸谷 成寿; 佐藤 敦也; 三枝 博光

no journal, , 

日本原子力研究開発機構では、高レベル放射性廃棄物の地層処分技術に関する研究開発の課題の一つである「深地層の科学的研究」の一環として、岐阜県瑞浪市で超深地層研究所計画(以下、MIU計画)を進めている。MIU計画では、現在、第2段階の研究を行っており、第2段階の研究目標を受けて設定した岩盤水理に関する調査研究では、「研究坑道掘削に伴う地下水流動場の変化の把握」,「第1段階で構築した水理地質構造モデルの妥当性の確認、及び更新」を目標としている。そのため、岩盤水理に関する調査研究の一つの手法として、深部地質環境の変化を把握するための地下水の長期水圧モニタリングを行ってきている。長期水圧モニタリングでは、研究坑道掘削時の結果を取得・整理し、周辺モニタリング孔間の水理学的連続性の把握と水理地質構造の推定を実施した。検討の結果、主立坑と05ME06号孔周辺の水理構造の連続性,NNW断層及びその周辺の水理特性に関する知見を得た。また、今回の結果は、第一段階での推定に影響を与えるものではないことを確認した。

口頭

リニアメント解析と自然$$gamma$$線探査による結晶質岩地域の断裂系の水理特性評価

花谷 育雄; 宗像 雅広; 木村 英雄; 三箇 智二*

no journal, , 

日本原子力研究開発機構では、安全規制の立場から、広域かつ長期間を対象とする地下水流動の評価手法を確立し、実測データ等により広域地下水流動モデルを検証することを目的とした調査研究を実施している。その一環として、一般にボーリング結果などの既存資料に乏しい山地部の結晶質岩地域において、地下水流動に影響を与える重要な地質構造である断裂系の分布状況を調査し、水理地質構造を評価するため、花崗岩分布地区におけるリニアメント解析及び自然$$gamma$$線探査を実施した。リニアメントの解析では、(1)空中写真による判読,(2)DEM(数値標高モデル)からの自動抽出,(3)既往データの重合処理等により、信頼性の有無を評価したリニアメント分布図を作成した。また、カーボーンとマンボーンによりビスマス、タリウム、カリウムの3核種と総$$gamma$$線について5インチ$$times$$5インチのNaIシンチレーション検出器を使用して計数した。計数したBi/Tl比とBi/K比の標準偏差をもとに、プラス方向の大きな測定値を正の異常値,マイナス方向の小さな測定値を負の異常値と称することにし、それら値を指標として、開口割れ目や破砕帯の識別を試みた。

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